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私は、はっきり言ってこの男が嫌い。
いつも作り笑いをしていて、キャラを作っている。
誰も、きずかないだろうけど、私は、昔からこう言うのを見抜くのが得意な私には、すぐに分かった。
「はい、今日は、11時より馳川様の面会。１時からは来月の新作アクセサリーの企画の会議があります。」
「分かりました。」
「それでは、何かありましたらお呼び下さい。」
私が、出て行こうとしたら…
「ちょっと待って下さい。」
「どうしましたか？」
めずらしいこの男が私を呼び止めるなんて。
「この資料をまとめて貰っていいですか？」
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