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「こ、こわかったー…」
「父さんを怒らすことだけはするな。あと何個か問う。勉強はできるか??運動はできるか??」
「わかったー。勉強はできるよ!!」
わたしは腰に手をあてエッヘンといばるポーズをとった。
赤司は冷たい目でこちらを見てポソリ。
「運動は出来ないのか……」
はぁと赤司がため息をつき肩に手をおく。
「女バスでいいから入れ」
「は!?バスケ!?やだよ!!」
「そうじゃないと青峰の家につれていくぞ」
「それは勘弁してください!!」
青峰の家に連れていかれたらどんなことされるかわからないじゃないか!!不安すぎるよ!!
赤司はこちらを見ていた。どうやらわたしの返事を待っているみたいだ。
「~っ!!もう、入るよ!!」
「服は貸すから明日から練習に入ること。」
「ちっ……」
こうしてしおりは赤司家に居候し、女子バスケットボール部に入ることになった。
※帝光中には女バスがあるという設定でお願いします。
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