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「赤ちんからバスケ部入るって聞いたんだけど正気~??」
「だってわたし赤司の家から追い出されたらいくとこないからね」
「ふーん、うちにきてもいいんだよ~??」
「もし追い出されたらいかせてもらうよ」
「うん~」
女子がこっちをジロジロ見ている。
(これはまずい……。あれじゃん、夢小説とかにある屋上に呼ばれていじめられるとかなるやつ……。ここに赤司と青峰緑間くんが加わったら……)
「しおり、どうだい??黒子がいるから安心だろう??」
「ち、ちーっす……」
「ったく……今回のは青峰、お前が毎日サボるから天罰がくだったのだよ。」
腕をくんでデーンとたっている赤司とぼっこぼこの青峰を引きずっている緑間くん。
(あれ、いったそばから集まっちゃったよ!?)
わたしがアワアワしているとそれを感じとった緑間くんがついてこい。といい廊下に出ていった。
わたしはその背中を追いかけた。
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