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ガタンッ
ボールはゴールに吸い込まれて見事リングをくぐった。
「それなりになら出来ます。うん、これくらいなら……」
まわりは静まり返る。
そのなかで赤司は驚きの表情を隠しきれないまましおりに駆け寄った。
「お前経験者だったのか。」
「ん??ほんの3年だけどね。今回はすんごい久しぶりだよ。」
赤司は腕をくんで少し考え北村キャプテンの元に駆け寄った。
そして少し話し合いをし、わたしの元に二人とも近づいてきた。
「いやー、わたしもビックリしたよ。」
「はぁ……ありがとうございます」
「てことでお前は今日から一軍だ。」
「よろしくっ☆」
「……あれ??…………よろしくっ☆じゃありませんよぉぉぉ!!わたしダメなんです。出来ないんです!!」
「しおりならできるって。さ、練習はじめるよぉー!!」
「いーやーだー!!」
わたしは北村キャプテンに引きずられそのまま練習に加わることになった。
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