52人が本棚に入れています
本棚に追加
「あれ~、しおりんと黄瀬ちんだ~。」
「ホントですね。黄瀬くんがまた泣いてますね……」
「つーか黄瀬って練習抜け出してから見てなくね??」
「そういえば今日は静かだったのだよ。」
「そんなこと言ったらまたきーちゃん泣いちゃうよ、みんな」
しおりは改めて黄瀬くんの扱いの酷さにちょっと黄瀬くんに同情した。
「あの……黄瀬くん頼んでもいい??ここにおいていくけど……」
「大丈夫~、黄瀬ちんいつも立ち直るから~」
「紫っちひどいっス!!」
しおりはそんなコントのような情景を眺める。
「この人たちがキセキの世代……ねぇ……」
そんなことを呟いていると青峰に声をかけられる。
「で、お前どうなんだ??」
「なにが??」
「バスケだよ!!三軍の練習ついていけんのか??」
「ついていけるに決まってんだろ、青峰バカヤロー」
「んだと!?」
「あとさー、わたし三軍じゃなくて一軍なんだよね((ドヤァ」
「は……えぇぇぇぇえ!?勝負しろ!!」
「赤司待たせてるから却下で」
「逃げんなぁぁぁぁ!!」
わたしは黄瀬くんを黒子くんに任せて青峰を無視し、その場から去った。
最初のコメントを投稿しよう!