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「クシュン……」
「赤司、大丈夫ー??」
「誰のせいだと……ハクシュン!!うぅ……」
「こんな日ぐらい朝練休めばいいのに」
「キャプテンが休んだらまとめる役がいなくなるだろう」
(いや、緑間くんとか意外とまとめてくれそうだけどね)
赤司が風邪を引いた原因……それはまぎれもない……このわたしだぁっ!!
あのあと宣言通り布団と毛布を赤司が寝てるうちに剥ぎ取って寝たんだ。
赤司気づかないんだもん。傑作だよ。
そんなことを思い出してクスクス笑っているといつの間にか学校に到着した。
「ねぇ、一つ聞いておきたいんだけど……」
「なんだ??」
「あの男バスのマネージャーってなんていう……」
「あっかしくぅんー!!」
「おはよう。」
「……」「……」
わたしは至近距離でみて気づく。
「あんた……もしかして……」
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