魔法少女のなくした未来を

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デパートに着き心地よい音楽を聞きながら店内を歩く親子二人。 外用の服を着てしかも女の子が着るような服にまだ慣れないミルカ(意思は拓広)はスースーする足元や肌に落ち着かないがそれを我慢するように父親と横に並んで歩く。 その時そのデパートのいずこかで 「ナイトメア」が人々を陥れていてミルカはその魔物に対峙することになろうとは何も知る由は無かった。 ナイトメアとは人々を操り間接的に人を襲う存在で人の目には見えないが魔法少女の「敵」である。 大規模な犯罪の原因を作りだしそれを餌食にしている。 人の絶望感などを餌にしている「何者か」にその「絶望心」となる「負のエネルギー」を献上しているのだ。 ミルカは父親と一緒にデパートの二階にある本屋でアニメ雑誌を立ち読みしている。 その時のことミルカの脳内で声が聞こえてきた。
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