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美優の笑い声に釣られて、俺は美優の顔を見るとそこには可愛い笑顔が…
すると心が癒されていく…
なんとも温かい美優の笑顔。
…そうだ、俺はこの子を守らなくては!
美咲が死んでから生きる気力を失くしていた俺だったが、美優がいたから立ち直ることができた。
俺はもう一度、わざと頭をぶつける。
『ゴン!!』
頭に響く衝撃。
また笑う美優。
「面白いか!そうか!そうか!」
何度もぶつける俺。
今、流れている涙は、ぶつけた痛みなのか、美咲を失った悲しみか、美優の笑顔の感動なのか…
それは自分でもよくわからなかったが、気持ちは晴れ晴れとした。
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