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美優のお目々は美咲に似て、二重まぶたのクリッとした目をしていた。
鼻も口も美咲に似ていて、笑顔がそっくりだった。
耳は俺に似ているかな?
女の子なので、ゴツイ俺に似なくて良かったと思いつつも、自分に似ているところを見つけては嬉しくなった。
美咲はもういないということは、美優には母親がいないということだ。
そのため美優を粉ミルクで育てていった。
粉ミルクだけではない。
この先、母親がいないということは、美優を育てる上で、大変な苦労をするだろう。
寂しい想いをさせてしまうかもしれない。
何かあったとき、父親だと相談とかもしにくいかもしれない。
だが、俺は必ず美優を守るんだ!
俺がちゃんと育てるんだ!
そう決意した。
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