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***** 午前の部の放送を終え、 教室に向かう途中、 廊下を走り抜けたわたしは ぴたりと足を止めた。 4~5歩後退して、 廊下の窓から下を覗き込む。 昨日と同じ中庭のベンチに 座る背中を見つけ、 わたしはその場で しばらく考えてから、 すぐ傍の階段を降り始めた。
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