Day or Night①

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文房具店で寄り道をしたので、帰りがかなり遅くなってしまった。 部屋に入るなり、私は帰りに購入した缶ビールを開け、一口だけ飲んだ。 「はぁ」 『また来てもいいですか』と、思わず言ってしまった。 彼と話をしていると自然でいられる。 背徳の私を知った上で、それでも当たり前のように接してくれる。 私を甘やかしてくれる。 そう、私は誰かに甘えたいだけ。 単に、逃げたいだけ。 いつからこんなに情けない女になったんだろう。 思わずついたため息は、自分の弱さに対するものだった。
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