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昨日の味悪い感触が甦ってこないように、細胞レベルまで犯して欲しい。
もう、真理さんしか要らない。
ソファーからずり落ちてしまいそうな私を、彼が力ずくで引き戻す。
力強い腕。
引き締まった体。
いつもと違う強い刺激に翻弄される。
小さな部屋に響くソファーの軋む音。
体を貫く快感がそのまま声になってしまう。
「ふぅ・・・う・・・ぅ」
それがみっともなく思えて、私は自分で口を塞いだ。
「声、出してよ。二人しか居ないんだから」
そう言うと、私の両手首を片手で拘束した。
「あぁ・・・ん・・・ン」
抑えを失った私の唇から声が溢れる。
この夜、私の心も体も完全に真理さん一色に染まった。
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