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「京香。こっち向けよ」
ここまで嫌がってるのに、分からないの?
近づく修二のお酒臭い息が首筋にかかってゾッとした。
「イヤ!止めて!」
周囲に人影もなくて、誰にも声が届かない。
どうしよう・・・イヤだ。
修二の手が、キツく私のお尻を鷲掴みにしている。
「こういうの好きだろ?」
とてつもなく無神経な言葉を吐き、フーッフーッと鼻息荒く私の首筋を嗅ぐ。
「やめてぇ!」
スカートが少しずつ上にめくられる。
も・・・ダメだ・・・下着が見えちゃう。
ごめんなさい真理さん。
嘘ついて他の男と会った天罰だよね・・・。
これ以上、抵抗する体力が・・・ないよ。
私の頬を涙が伝った。
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