追い討ち①

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「京香。こっち向けよ」 ここまで嫌がってるのに、分からないの? 近づく修二のお酒臭い息が首筋にかかってゾッとした。 「イヤ!止めて!」 周囲に人影もなくて、誰にも声が届かない。 どうしよう・・・イヤだ。 修二の手が、キツく私のお尻を鷲掴みにしている。 「こういうの好きだろ?」 とてつもなく無神経な言葉を吐き、フーッフーッと鼻息荒く私の首筋を嗅ぐ。 「やめてぇ!」 スカートが少しずつ上にめくられる。 も・・・ダメだ・・・下着が見えちゃう。 ごめんなさい真理さん。 嘘ついて他の男と会った天罰だよね・・・。 これ以上、抵抗する体力が・・・ないよ。 私の頬を涙が伝った。
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