追い討ち①

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昨日の味悪い感触が甦ってこないように、細胞レベルまで犯して欲しい。 もう、真理さんしか要らない。 ソファーからずり落ちてしまいそうな私を、彼が力ずくで引き戻す。 力強い腕。 引き締まった体。 いつもと違う強い刺激に翻弄される。 小さな部屋に響くソファーの軋む音。 体を貫く快感がそのまま声になってしまう。 「ふぅ・・・う・・・ぅ」 それがみっともなく思えて、私は自分で口を塞いだ。 「声、出してよ。二人しか居ないんだから」 そう言うと、私の両手首を片手で拘束した。 「あぁ・・・ん・・・ン」 抑えを失った私の唇から声が溢れる。 この夜、私の心も体も完全に真理さん一色に染まった。
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