幼馴染②

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会社を休んで三日目。 私は自分の部屋に戻った。 たった数日の気休めにすぎないけれど、誰にも傷つけられないこの場所は私のシェルターのように思えた。 哲平は大学が冬休みになり、今日は朝からバイトに出かけた。 何か飲もうと思って立ち上がった私。 その時不意にインターフォンが鳴った。 もうすぐお正月だから、お餅かな・・・。 例のごとく田舎の両親から宅配便かと思い何気なく対応に出た。 「はい」 「突然ごめんなさい。どうしても伝えたいことがあって」 若い女の声。 可愛らしい鈴の音のような声が、私の心を揺り動かした。 オートロックのインターフォンの向こう。 やって来たのはあの『幼なじみ』だった。
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