プラットホーム②

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「キャッ」 私は驚いて悲鳴を上げた。 そして、目の前には何故かあの娘・・・。 刺すような目で私を見ている。 「な、なに?」 私が消えることが望みだったんでしょ? 希望通り、こうして消えようとしてるじゃない。 訳が分からず、私はただ彼女を見つめるしか無かった。 「こそこそと・・・どこまでも強かな女ね」 「なに?どういうこと?何でここに?」 「あんたの弟が駅だって、丁寧に教えてくれたのよ」 そうか・・・。 さっき部屋に来たのは早希じゃない。 この娘が会社の者だと嘘をついたんだ。 だけど、何のために? これ以上私にどうしろと言うの?
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