最後の思い出

11/14
前へ
/157ページ
次へ
夕方になって辺りが暗くなってきた。 修一「蛍、見に行くか?」 私「うん。」 愛「行こう!行こう! 今度は私が車いすおしてく!」 修一「大丈夫か?」 愛「坂道とか無いし、大丈夫!」 私「愛、ありがとう。」 修一「葉月、着くまで目を閉じてろ。 その方が楽しめる。」 私「うん。」 数分で蛍の見れる場所に着いたみたい。 修一「葉月、あけていいぞ?」 私「うわ~、キレイ・・・。」 そこは幻想的な光景だった。 愛「何度見てもあきないね?」 修一「ああ。」 私はしばらく見入ってた。 修一「葉月?大丈夫か?」 私「え・・うん・・。」 愛「顔色が悪いように見えるよ?」 私「暗いからよ・・。」 愛「それならいいけど・・。 無理はしないでね?」 私「うん・・・。」 何だろう・・気が遠くなりそうな気分だ・・。
/157ページ

最初のコメントを投稿しよう!

12人が本棚に入れています
本棚に追加