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「…先生…」 「…ん」 「…いいよ。…触っても…」 「……」 「…ノーカウントにしてあげるから、 …少しだけ、触る?」 「……」 再び、長い長い、間。 …わ…。 …ものすっごい勢いで、葛藤してる…。 「…いい」 ……おっと。理性に軍配。 さすが先生……。 先生は拗ねたような顔で、 おでこをくっつけたまま、 わたしのパジャマのボタンを 元通りに留めてくれた。 そして、きちんと 襟の形を整えてから、 わたしの身体をぎゅうっと 抱きしめる。
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