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ちゅる、と吸い上げながら 先生の唇が離れ、 わたしの頬にキスを落とした。 そこからゆっくりと 滑らせながら移動して、 あごの裏側をくすぐるように ぺろ、と舐める。 先生の鼻先が僅かに触れながら、 するすると首筋を這い、 下に降りて行く。 ぞくぞくと胸が疼いて、 わたしは漏れそうになる声を 堪えた。 頬にかかる先生の 柔らかな髪から 洗いたての香りがして、 ふわりと鼻をくすぐった。 首元に埋まる先生の首が 蠢くたびに、甘い電流が じわじわと身体の内側を 痺れさせる。 鎖骨を唇で包み込んで 舌を這わされると、 わたしの身体がぴくりと跳ねた。 「…や…先生…」 乱れた息のまま発した声は、 自分が出そうとしたものよりも ずっと甘く響いた。 いつの間にか胸元のボタンが 一つ外され、先生の顔が じりじりと下に降りて行く。
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