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と言うわけでアリアを説得にやってきた。
説明は命の危機を救うためにアリアにきてほしいと簡単な物にした。
下手に長々説明するとボロが出そうだしな。
アリアは治療なんて出来ないと言いながらもついて来てくれる。
純真と言えばいいのか、少しは疑われる覚悟をしていた俺は拍子抜けだった。
アリアを連れてコアルームに戻るとぺドフィリアタンは一瞬で近寄ってきた。
瞬間移動でもしたのかという位の速度だ。
「ほほぅ、これはこれは美しいお嬢さん。
少しこのまま眺めていてよろしいですかな。
何、我が輩は主に召喚された者故に害は成さないである。
ただその無垢なる肢体を眺めるだけで我が輩の魔力は漲ってくるのである…
こうしている間に…漲ってきぃぃぃぃたあぁあぁぁぁああぁぁあぁぁ!」
しまったな、完全にこいつは喚んではいけない奴だった。
変態の痴態を前にアリアは硬直している。
まあ、当然か…本当に済まない事をしてしまったものだ。
「おい、いい加減にしろ、アリアが怖がって固まっただろうが。」
「これは我が主よ、失礼したのである。
しかし主は素晴らしい幼女と暮らしているのであるな。
我が輩もこの幼女を守るため命にかえてもここを死守するである。」
ふむ、変態ではあるがその忠誠心は本物なのか…?
まぁ、こいつがダンジョン生物でありここを守る気があるのならこのまま使ってもいいか。
アリアに手を出さないなら…の話だが。
っといきなり濃い変態が話し始めた為に他の奴らが空気になっている。
ステータスを確認しながら性格を掴むために話でもするか。
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