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「ごめん。人がいるのはわかってたんだけど……」
そう言いながらトイレットペーパーで俺の吐瀉物を拭き取る。
飯野さんの手から引っ手繰る様にトイレットペーパーを奪い取る。
「じ、自分でやるから……」
「手伝うよ?」
飯野さんはそう言って首を傾げた。
「き、汚いし」
「汚くないよ。あいつらの精液に比べたら」
そう言い、驚いている俺の手からトイレットペーパーを取る。
「な、なんで」
「電気消えるタイミング見えたから。あいつらより先に階段昇り終わったの私だったし」
「そ、そうじゃなくて……」
「ああ、澤田達と一緒にいたわけ?」
「う、うん」
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