登場人物紹介1

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レイフ・クラタニ 男性 20歳 階級 中尉 所属 米陸軍第100戦術機甲大隊・第1中隊第15小隊 リカオン小隊 小隊長 コールサイン「リカオン1」 ポジション 前衛突撃及び強襲掃射 この物語の主人公。性格はズボラで暢気者かつ面倒臭がりでおよそ軍人には向いてなさそうに見えるが、実は面倒見が良く熱血漢な所がある。 シアトル市タコマ出身の日系アメリカ人 元々はシアトルに住むごくごく普通の学生だったが1998年に日米両国の相互不信と政治的思惑によりアメリカ政府が日米安保条約を一方的に破棄した事によりアメリカ内部で日系人の立場が危うくなった事とそれにより父親が失職した事、そして妹の進学費用と学費・家族の生活費を稼ぐ為に高校進学をやめて国連軍に志願入隊(アメリカ軍には年齢やその他諸々の事情により入隊が許可されなかった為) 一年間の速成コースで衛士資格を入手し、北アフリカ戦線に投入される。 生還率の低い北アフリカで中古のF-4やF-5系を押し付けられながらも見事に「死の8分」を乗り切り戦い続け着実に戦果を上げ続けた。 更にレイフは家族への仕送り増やす為に軌道降下兵団に志願し厳しい選抜試験を突破、軌道降下兵団に所属し二度のオービット・ダイブを行い二度とも生還している。因みに二度目の降下は2002年初頭に行われた「桜花作戦」の時でシナイ半島のアンバール・ハイヴに降下した。 桜花作戦終了後、突然本国から召集令が降り半ば強制的にアメリカ陸軍に編入され故郷のタコマに帰ったレイフはそこで「タコマに住んでいる日系人及び外部から避難して来た日系人居住区の警備及び監視」の任務に着く。 日本で起きたクーデター事件、12・5事件以後日系人に対する風当たりが厳しくなっていると噂では聞いていたが、ここまで事態が悪化していたとは知らなかったので強いショックを受ける。その後更に追い討ちをかける様にシアトル湾岸部に大規模BETA群が上陸、レイフも戦術機で迎撃任務に当たり防衛戦に参加 防衛戦後なし崩し的に急遽編成された「第100戦術機甲大隊」に編入され、物好きな大隊長に気に入られ大隊付き小隊の隊長に任ぜられる。 (※因みにレイフの祖父は太平洋戦争時に日系人主体で構成された歩兵部隊442中隊に籍を置き多大な功績を上げている。)
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