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何だかんだと深夜一時過ぎまで三人は呑んでいた。
『そろそろ寝ようかな』と美緒が立ち上がる
「美緒、朝何時に起こせばいい」
と帰って来ると必ず朝起こしてくれる母。
『朝、六時起きの七時ちょっと前に出れば間に合うかな』
「美緒、朝会社まで送ってやるよ」
と父の言葉を待ってました!
『ラッキー、お父さんありがとう。
じゃ、七時に出発で宜しく、おやすみ』
「おやすみ、美緒おやすみなさい」
こうして、美緒は二階の自分の部屋へ。
美緒がこの家を出て、もう十年以上になるが、実家の美緒の部屋はそのままになっている
部屋に入った美緒は、荷物を置き、ベッドに横になる。
『いつ帰って来ても、この部屋は綺麗に掃除されてる、はぁー、呑んだなぁー』
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