episode 8 #2

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部長の気持ちが分かりすぎるくらい分かる。 今まで何度とあった飲み会だが、幹事を若い子にやらせると、いつもイタリアンやフランス料理になってしまっていた。 美緒もどちらかと言うと、和食が好きなので、正直がっかりしていた。 『分かりました、鍋入りのコース考えてみますね』 美緒はそう言って、自分の席に戻った 『何で営業部と一緒なのよ…。 いくら部長の後輩が戻って来たからって、一緒にすることはないだろうが…』 まさか…、こんなことになるとは…。 『土曜日、時間がないから急がないと。 大沢に連絡してみるか』 美緒は大沢に内線を 『大沢、幹事の話聞いた。 そのことで話あるんだけど、明日の夜時間作ってほしいんだけど』 「明日、分かった。とりあえず店はピックアップしとくよ」
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