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部長の気持ちが分かりすぎるくらい分かる。
今まで何度とあった飲み会だが、幹事を若い子にやらせると、いつもイタリアンやフランス料理になってしまっていた。
美緒もどちらかと言うと、和食が好きなので、正直がっかりしていた。
『分かりました、鍋入りのコース考えてみますね』
美緒はそう言って、自分の席に戻った
『何で営業部と一緒なのよ…。
いくら部長の後輩が戻って来たからって、一緒にすることはないだろうが…』
まさか…、こんなことになるとは…。
『土曜日、時間がないから急がないと。
大沢に連絡してみるか』
美緒は大沢に内線を
『大沢、幹事の話聞いた。
そのことで話あるんだけど、明日の夜時間作ってほしいんだけど』
「明日、分かった。とりあえず店はピックアップしとくよ」
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