8人が本棚に入れています
本棚に追加
「永嶋さんがうちの係長になってから、毎日他の部署の女子社員が来るんだよ。永嶋さんを誘いにな。でも、永嶋さん断るんだよ。あんな女ったらしだったはずなのに。今は離婚して独り身なのに、どうゆうことだと思う」
大沢の言葉に美緒は心の中でこう言う。
”私と言う彼女が居るからだよ”
『懲りたんじゃないの。支店に飛ばされたくないから。
ってかさぁー、そんな話するためにランチに誘った訳』
ちょっと心臓がドキドキ!
「ずりーよな、世の中わよ。
永嶋さん四十五であのイケメンで仕事も出来てバツイチ。モテる要素が集まり過ぎてるじゃねーか…」
と大沢はマジでいじけている
『ちょっと…、あんた彼女いるくせに、そんなにモテたい訳…。今に罰が当たるよ』
「この気持ちは男にしか分かんねーんだよ。
チクショー!世の中不公平だぞ。平等にしろ」
大沢は訳の分からないことを叫んでいた
最初のコメントを投稿しよう!