episode 15 #2

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「永嶋さんがうちの係長になってから、毎日他の部署の女子社員が来るんだよ。永嶋さんを誘いにな。でも、永嶋さん断るんだよ。あんな女ったらしだったはずなのに。今は離婚して独り身なのに、どうゆうことだと思う」 大沢の言葉に美緒は心の中でこう言う。 ”私と言う彼女が居るからだよ” 『懲りたんじゃないの。支店に飛ばされたくないから。 ってかさぁー、そんな話するためにランチに誘った訳』 ちょっと心臓がドキドキ! 「ずりーよな、世の中わよ。 永嶋さん四十五であのイケメンで仕事も出来てバツイチ。モテる要素が集まり過ぎてるじゃねーか…」 と大沢はマジでいじけている 『ちょっと…、あんた彼女いるくせに、そんなにモテたい訳…。今に罰が当たるよ』 「この気持ちは男にしか分かんねーんだよ。 チクショー!世の中不公平だぞ。平等にしろ」 大沢は訳の分からないことを叫んでいた
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