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週が明けてから、美緒は仕事が終わってから永嶋と逢う様になり、HEAVENには顔を出さなくなっていた。
「美緒、絶対彼氏居るよね。
あの日、夜中に突然出て行ったのは、絶対男絡みだよ」
HEAVENで真理子と涼子が呑んでいた。
「美緒が違うって言ってるんだから信じてあげようよ。涼子」
真理子はそう言いながらも、心のどこかで涼子と同じことを思っていた。
「まっ、美緒が彼氏出来ても言わないのは、今に始まったことじゃないからいいけどね」
と言いながらも気になる涼子。
「涼子、高倉くんの前ではこの話しない方がいいからね」
涼子はうなづいた。
「真理子さん、涼子さんこんばんは」
と噂をすればの高倉登場で、涼子は少々動揺しています。
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