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朝方五時過ぎ…、美緒は自分の部屋に戻って来た。
寝室を覗くと、真理子と涼子がベッドで眠っていた。
”ごめんね…”美緒は眠っている二人に小さな声でそう呟き、寝室のドアを閉めた。
”はぁ…”美緒はため息を着き、そのままバルコニーに出た。
タバコに火をつけ、一服するとまたため息。
深夜二時過ぎに永嶋から電話があり、部屋をを飛び出し、永嶋の部屋に向かった美緒。
そこで一体何があったのかと言うと…。
永嶋の様子が余りにもおかしくて、心配で部屋に向かった美緒は、久しぶりに永嶋の顔は
、とてもやつれていた。
永嶋に何があったのかと聞いたが、永嶋は仕事が忙しくて、毎日眠れないとしか言わない
永嶋は美緒に抱き付き、弱弱しい声で言った
「美緒…、俺のそばに居てくれ…。
そうすれば、俺は眠れるんだ」
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