14人が本棚に入れています
本棚に追加
追求されている最中に電話がなった。
”やりー!グッドタイミング”
『ちょっとごめん、電話』
美緒はそう言って、電話に出た。
『おぉー、高倉。留守電聞いてくれた』
と美緒は高倉と話始めた。
十分ほど話をして電話を切ると、涼子が待ってましたとばかりに攻める。
「電話が終わった様なので、話の続きをしましょうか」
涼子の顔が怖い…。
『分かったよ、言えばいいんでしょう。
昔の仲間が、今妊娠してて、お腹が痛いって電話で、急いで行ったって訳。
ほっとけないでしょうよ』
美緒は嘘をついた
心の中でごめんと謝りながら…。
「そうなら言ってくれればいいのに」
涼子は信じてくれたらしい。
「美緒、昔の仲間って、私が知ってる人」
真理子に聞かれて、少々ドキッとしたものの
『真理子は知らないよ』
最初のコメントを投稿しよう！