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パーティーから戻ってきて僕はしばらく寝込んだ。やっぱり会わない方がよかった。
悲しみが僕の心を包み込む。これじゃあ、ダメじゃないか.....決意したのに。
「ネージュ様、失礼します。......ルージュ家からのお手紙です。」
体を起こしハイネから手紙を受け取った。
そういえばヨハンとしてパーティーに参加して協力することにしたんだっけ.....。
さっそく会議に参列しろとのお達しか。しかもルースさんの屋敷か.......。
「ハイネさん、髪染めます。それからヨハンとハイドを呼んで下さい。」
「わかりました」
ハイネさんが出て行き僕は髪を白に染めた。染め終わるのと同時にハイネさんはヨハンとハイドを連れて戻ってきた。
「僕はこれからもヨハンとして動くからヨハンは表に出ないようにそれから僕はしばらくヨハンの屋敷で暮らすからハイドついてきて下さい。指示はハイネさんに伝えるから。」
「「「わかりました」」」
僕は荷造りを始めた。
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