灰色の姿

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僕はハイドをどけて馬車を降りた。3人の男性がこちらを向く。 「この馬車に何かようですか?」 僕がそういうと3人は近づいてきて 「あんたがハイネか?」 と短剣を向けてきた。するとハイドが降りてきて僕の前にたつ。 「この方はヨハン様だ。お前らのようなやつが話ていい人ではない。」 「ヨハンって........あの........」 「すみませんでした!命だけは........」 ヨハンという名前を聞き命乞いをしてくる。ヨハンめ......何をやらかしていたんだ?まぁ、僕が偽物のヨハンだと言うことはばれていないようだけど。 「切られないうちに行きなさい」 僕がそう言うと三人は逃げていった。 「いいんですか?」 「殺すほどのことことをしてないから」 そう言って再び馬車に乗った。馬車の中で眼帯をして本を読んでいるとハイドが 「ネージュ様は甘すぎます」 と少し怒りながら言ってきた。僕はつい笑っていまい 「そうかもしれないね」 と言った。
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