第2話

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光が収まり、気がつけば見知らぬところで寝かされていた。 「…天井はないな。あの名言が言えないじゃないか。」 言わせないために屋根がないところに通したんだよ 「おお!?頭の中で声が!しかも女声!」 でもさ、姿どころが声すら見せないのはいくら神様でも儀礼的にどうなのかな? まあ少なくとも俺は良くないと思うぜ。という事で… 「そこだ!」 学ランの内ポケに入れてたカッターを正面に投げつける。 「きゃあ!」 「舐めすぎだろ。いくら姿消してても気配がダダ漏れだった。そんなもんで俺を欺こうなんざ千年早い」 これでやっとまともに話ができるぜ。
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