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「えっ!?」
退去の支援をしていた赤毛の術士が自分の手を見つめる。
※どうやら出そうとした日魔法が極端に弱まっているようです。
※この世界の日魔法は【灯】【炎】【熱】が使えます。
※ウィルタータ生まれの術士は精霊が傍にいなくても大きな魔法が使えるはずなんです。
「カ国は日魔法に特化した国だったからな…もしかしたら、さっきの排除魔法の影響がカ国に対して及んでいるのかも!」
「それじゃあ…」
それから、日魔法が世界規模で使い辛くなる…人間には住みづらい時代が始まったのだった。
……………☆……………
「お眠りなさい。都と共に」
ルフィアスは傍らの揺りかごで眠るサミラを優しい面差しで見守っていた。
-プロフィール完-
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