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ずっと無言で歩くひろくんの後をついていく。
授業も始まり誰もいない下駄箱にむかうと
ひろくんはあしをとめ口を開いた。
「俺、ずっと黙ってた事があるんだけど、
親父の転勤で引っ越す事になって卒業式と共に
北海道に越す事になった…。」
え…
「でも、遠距離になるけど俺はみらいと別れたくないっ…」
…………………………………
頭が真っ白になった。
うんって…
返事をしなきゃ。
でも…………
何かが心に引っかかって上手く言葉がだせない。
「…ごめん考えさせて」
それだけ言って学校をさった。
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