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12月の肌寒い冬の朝
建設現場に警察が集まっていた
「う゛…またまたこりゃーひどいっすねー先輩。でもほんと最高ーだわ」
口に手をおさえて吐きそうとゆう仕草をしているが、口元がニヤっとしているのが手の隙間から見える
彼の名前は白咲月希-しらさきるい-
「白咲くん、口、口!ニヤけてるのみえてますよっ!また綾ちゃんに殴られるよ!」
小声で白咲に注意している彼女が木村ゆい
「こら!白咲!!あんたはまたー!少しは被害者の気持ち考えろっ」
ドガッと白咲を殴り、フェイスロックをかけている
彼女は藤沢綾音-ふじさわあやね-
白咲の先輩であり、木村の同期である。
「痛っ・・・いててて、苦しいっす先輩。すぐ殴るんすからー」
「あんたのその変な性癖どうにかしなさい」
「無理っす。」
アイドルのような笑顔で返答する白咲。
白咲は、グロテスクに異常に反応し喜びと快感を感じる。
「いまは仕事中ー!ちゃんと仕事しろっ」
「うぃーす」
そう言って白咲は、被害者のもとへ向かった。
「あやちゃん、落ち着いて。白咲くんも変わってるけどとても優秀だし・・・あれで大学1年生18歳にみえないよね。ほんとすごい尊敬しちゃうよ」
「あんたが言うな。ゆい、あんたもかなり変人よ。それに先輩でしょ白咲に尊敬してどうすんのよ」
「えぇ!そうかなー……私普通だよ?」
「はぁ……」
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