再会

24/33
前へ
/33ページ
次へ
「それなら家政婦さんでもいいでしょ?どうして、ボディガードの人なの」 「最近脅迫紛いな事があると言っただろう?美咲にもしもの事がない様にボディガードを付けるんだ。何かあってからじゃ遅い」 「…そうね」 パパの言う事は理解出来る。だけど、知らない人と毎日過ごすなんて私に出来ると思う? しかも相手は男の人よ。 いくらボディガードとは言え知らない男の人が傍に居るなんて、考えられない。 「お嬢様の護衛は、尾崎仁に任せるのはどうでしょうか?」 もう一人のボディガードが述べた事に対し思わず手にしていたスプーンを落としそうになった。
/33ページ

最初のコメントを投稿しよう!

451人が本棚に入れています
本棚に追加