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疲れたな。
少し休むか。
俺は自室にて仮眠をすることに。
段々と意識が遠退いていく。
「……さん……らさん……杉浦さん」
ん?
なんだ?
俺を呼ぶ声が……。
目を開けると舞が立っていた。
「えっ? お前、いつからそこに……」
「杉浦さんに用事があって。吃驚しましたよね、ごめんなさい」
「いや、それはいいが。で、用事はなんだ?」
「あの……目を瞑ってもらえますか?」
頬を赤くして舞がそう呟いた。
「目?」
「はい、じゃないとその……。恥ずかしいので……」
舞は落ち着きがなくモジモジしている。
――!?
えっ?
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