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目を瞑るってなんだ?
まさか……?
いや、まさか……。
俺は俯いて考える。
馬鹿野郎、舞に限ってそんなことするわけねえだろ。
よく考えろ!
これは絶対に夢に決まってる。
俺はもう一度顔をあげる。
舞の代わりにタラコ唇をウニウニさせているスリーセブンマンがいた。
「杉浦さ~ん、は・や・くぅ~」
スリーセブンマンは腰をクネクネさせている。
――っっっっ!!
マジで気持ち悪い。
「よっ、寄るんじゃねえよ、このクソ野郎が!!」
俺は問答無用で目の前のスリーセブンマンをぶっ飛ばした。
ここで目が覚める。
――マジで最悪な目覚めだ。
しかも朝まで寝過ごしちまうとかないだろ……。
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