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僕は目覚めたばかりなので寝惚け眼をさすりぼーっと月夜を見てみた。
髪は綺麗な茶髪で、いつもどおり後ろで結んでポニーテールながらも、前髪にはアホ毛がピョンっとはみ出ている。
そして顔の方は僕が言うのも何だが可愛いと思う。目はぱっちりと大きく、唇もふっくらしてる。そして何より笑ったときに見える八重歯が堪らないな。
あれ?兄の僕がなにいってんだ?
まぁいっか!きもくないきもくない。
すると、僕がジーっと見てるのに気付いた月夜は頬を赤くして
「…なんだよぉ~、見つめんといて~恥ずかしいなぁ」
と言った。
うん、可愛い。
「はは、ごめんよ、月夜が可愛くてついな。じゃ、朝飯作ってくるな」
僕は月夜を一撫でしたあと、自室を後にし、台所へ向かった。
「か、かかか、可愛いて!可愛いて!」
なので、僕の部屋で赤くショートしている月夜は知らなかったです。
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