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コンコン
「おーい、良太~いるか~?」
僕がドアをノックし、弟の名を呼んでみる。…返答なし。あの野郎、またか…
僕は返答が返って来ないのをお構いなしに部屋に入っていった。荒々しくドアを開けるとそこには勉強をしている弟の姿が…
「っておい!返事しなさいよ!無視かっ!」
「…うるせーなぁ」
はい、この生意気なのが僕の弟こと荻野良太(オギノリョウタ)です。
荻野良太
中学二年生
身長 160cm
体重 55kg
髪型 アホ毛ピョン
一人称 僕
三男
「…お前、何でビデオカメラ持ってんの?」
「お前と言うな!…いや、家族を紹介するためにビデオをとっていると言うかなんと言うか」
「…なんだそりゃ今更。まったく意味わからん。部屋から出てけ」
弟にゲシゲシ蹴られ部屋を追い出された僕。ふっ、ツンデレか…
「次は月夜のとこに行こう…」
折れかけた心を持ち直し、次の場所へと向かった。
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