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「晶、変ったよな」
「へ……?」
「ま、明日は好きな時間に来いよ。いつでも良いや」
言い捨てるように言った言葉に気を取られながらも、悠斗の家に泊まりに行く話に強制的に戻っていく。
悠斗は既に何かに気付いている、とか――そんなハズは無いと思うけど。
「昼過ぎ――夕方までには行くよ」
「わかった。じゃ、三日間よろしくな。俺もう寝るから」
「えっ? 一泊じゃなくて――?!」
二泊?
「最初っから言ってただろ、三日間って」
狼狽える僕の姿が面白がるように、クスクスと笑いながら。
「そうだけど……」
「じゃ、おやすみ」
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