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───────6月、夏。
今日は特別、いつもより暑い。
制服のシャツをパタパタさせながら登校する。
あたし、中学二年生。大島 未来(オオシマ ミク)。
・・
長くてウェーブのかかったこの金髪もそろそろうっとうしくなってきたかも。
『ねぇ、見て!いるよ、金色の悪魔。』
『金色の悪魔』とはあたしのこと。
あたしはイギリス人とのクォーターで髪の毛が金髪。そして、生まれたときに耳を開けられてピアスの穴が開いている。
その上、一匹狼なため、皆に不良だのなんだの言われていつのまにかこんなことに。
まぁ、一言で言えばクラスで孤立してる。
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