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ぺたぺたと遠慮せず、メグの体を触りまくる私。
「こんないい体した男、私の周りにはいないな~」
普通の会社員でこんな体型している男性はあまりいないだろうけど。
程よく日焼けした、逞しいメグの筋肉にうっとりする。
腹筋の割れ目に沿って指を這わすと、メグはくすぐったそうに体をよじる。
「ちょ、やめろ。くすぐったいだろ」
「ちょっとくらいいいじゃ~ん!いや、こんな体に一度抱かれてみたいよ、ホント」
こんな台詞を言えるのも、家族みたいなメグだから。
私の中ではお兄ちゃんや弟に言うような軽いノリだったんだけど………。
「────やめろって」
メグの体を這っていた私の指を、ギュッとメグは掴んだ。
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