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気が付いた時は、もう部屋の窓からは太陽の光が差し込んでいた。 ………昨日ここに来たのは夕方だったのに……もう夜が明けたんだ。 背中には温かい人肌。 メグが後ろから私を抱きしめるようにして寝ている。 規則正しい呼吸が耳の後ろから伝わってくる。 ────ヤっちゃんたんだ………メグと………。 認識すると一気に罪悪感が押し寄せてきた。 彼氏でもない、幼馴染。 彼女でもない、ただの幼馴染。 それなのに……私……。 大事な幼馴染の関係を壊してしまったのは、『抱かれてみたい』なんて冗談を言ってしまった私なんだ。 やるせない思いで体を起すと、喉の渇きを感じた。 何か飲み物をもらおう。 ベッドから起き上がった。
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