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「白井くんの身に何かが 起こってからじゃ遅いの。 彼を、守らなきゃ。 そのためなら私、 何でもするつもり」 「……」 わたしはため息をついた。 「でも…。 忍び込むって言っても、 鍵も無いのにどうやって…」 「そこで萌ちゃんの出番なのよ」 「えっ…」 「…私の作戦、聞いてくれる?」 レナさんは、真剣な顔で わたしに手招きをして、 顔を寄せた。
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