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「怖いでしょう? 私、もう怖くて耐えらえなくて、 すぐ、白井くんに 問いただしたの。 どんな危ない事に 手を出してるのかって。 危険な事は止めてほしいって。 そしたら…」 レナさんは悲しそうに 眉を下げ、唇を尖らせた。 「合鍵、取り上げられちゃって、 もう、部屋に入っちゃダメだって…」 「……」 レナさんの顔が歪んで、 目に涙がジワリと浮かんだ。
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