俺が守ってやるよ。

太陽と月

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どんなに学校へ行きたくなくても、朝はやって来る。

自然に、夜が明ける。

お父さんは単身赴任中だし。

お母さんは車の免許なし、だし。

そんな環境で捻挫中の私は、バス通学をするしか今は術がなく。

バス停に着いた途端。

「あ、昨日のＳ学園の子じゃん」

…………！

会いたくなかったのに。

再び、遭遇してしまった。