先輩のカノジョ

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気まずい…。 後ろにも前にも進めない状況に、どうしようかと足踏みをしていると。 背後から声がした。 「織田さん、」 え……、 名前を呼ばれて、反射的に振り向くと。 ───まずい、 目の前に、飯沢さんと彼女のグループの女の子が、立っている。 「足、ケガしたらしいね」 なんて。 わざとらしく、私の足元を見たりして。
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