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('A`)「本当にいいのか?」
( ^ω^)「いいんだお」
思えば僕らの別れに最後まで反対していたのはドクオだった。
少々気が強いが誰が見ても美人だと言うであろうツンと、気は弱く、どう贔屓目に見ても並みの壁を突破できない顔の
僕がツンと付き合えるようになったのも、ドクオが応援してくれたお陰もある。
ドクオはいつも気弱な僕を後押してくれていた。
大学に入って初めて出来た友達で、ここが地元だというドクオは色々と不案内な僕を助けてくれた。
今日だって、こうやって引越しを手伝ってくれている。
('A`)「けど……」
( ^ω^)「いいんだお。……ありがとだお」
本当にいいやつだ。
僕は実家に戻ってもきっとドクオのことは忘れない。
いつかまた、会いに来ようと思っている。
惜しむらくは、在学中にドクオにも彼女を作ってあげたかったのだが、本人の高い理想と低い顔面偏差値のお陰で今日の
今日までその夢は叶わなかった。
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