親衛隊の1日~午前~

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「天龍寺さまぁ~///」 「今日も素敵です///」 「抱いてください!!」 「高城様ーっ//」 「……ニコッ」 「「「キャーッ!!」」」 「夏輝さまーっ冬輝さまぁ///」 「これっ!お菓子です!!」 「「わーありがと☆」」 「美山様っ//」 「はーい♪みんなおっはよーぉ」 「「きゃぁぁあああ////」」 「やっ柳様っ///おはようございますっ!!」 コクン… 「……はょ…」 「「うおおぉぉぉ」」 毎朝のことながらすげーな… 会長は親衛隊の声を無視 副会長は愛想笑いを浮かべ 双子会計と書記、雑用はあいさつしたり、プレゼントを貰ったりしながら歩いていく 今からこのカオス空間に足を踏み入れなければと思うと毎朝のことながら中々キツイ。しかしうだうだ言ってもいられない ……さて、俺もいきますか 覚悟を決め俺は会長の前に立つ 「ちっ」 前に立っただけで舌打ちされたよw俺可哀想w 「会長さまぁーおはようございますぅー」 俺は泣く子も黙るチャラ男スマイルで話し出す 「きょ「おや、島崎さんではありませんか…朝からその不快な顔をみせないでいただけませんか?(ニコッ」 突然横から副会長が割って入ってきた 腹黒め… 「副会長様ひどいですよー顔は仕方ないじゃないでs「そのしゃべり方も不快なので止めて下さい(ニコォ」 泣くぞおい 中々毒舌だがこれが副会長流の嫌いなやつへの挨拶なのだ。まぁ俺は毎朝こんな感じなのでもう慣れてるし傷付く事もないんだが、これにヤラれて学校を辞めた子がいるとかいないとか 「会長様ぁー。僕副会長に苛められて悲しいですぅ…慰めて頂けないですかぁー?」 うぇw自分で言ってて何だが…気持ちわるい 「ちっ…気持ちわりぃ…俺様に朝からてめぇの面見せんな…ウザいんだよ」 「そんなぁ~会長様ひどいです…俺泣きそう…あ、これ今日の仕事でーす」 これ以上会長と話したくないので朝仕上げた仕事を渡す。感謝しろ 「さっさと失せろ淫乱」 さすがにこの一言にはイラッとした まあ、この程度じゃキレたりしないけどww 「ご褒美楽しみにしてたのになぁ…ざぁーんねーん。では今日もお仕事頑張ってくださぁーい♪」
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