親衛隊の1日~午前~

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そう言って会長が教室へ向かうのを見送る。ほかの生徒会の面々も俺の前を通りすぎて行く もちろんみんな嫌悪の目を向けながら…ね(笑) 副会長とかやばいもんw 人殺せそうな目で俺の事見てるwwwこっわーい あーやべぇ…そろそろ慣れないといけないのに 朝から俺超キモいwチャラタイムって何だよw 1人自己嫌悪に陥っていると、いきなり頭に軽い衝撃がきた 「あいたっ!?」 びっくりしたので痛くは無かったが少し大きな声がでてしまった 「優ちゃん大丈夫?」 理久が心配そうにこちらを見ている 可愛いなぁ~ 「あふぇ?そっそんな事言われたって嬉しくなっないし///」 なぜ俺の考えてる事がわかった!? 「え?理久超能力者ぁ!?」 「はぁ…声に出てたよ」 なんだとぅ!危ない危ない… てかそれより俺を叩いたヤツ誰だ?和樹か? そんな事を思いながら顔を上げると意地の悪そうな顔をしたイケメンがいた そいつはにへっと笑い、とある男子と肩を組みながら俺らに手を振り歩いていった ……くそぅ!!別に萌えてなんかいないんだから!とりあえず知ってる奴だったので …あいつ、後で殺す と心で誓いを立てた そして教室に行く為和樹と理久の方をむくと… 鼻血を出している和樹とそれをみてわらっている理久がいた。どうやら和樹はさっきの奴らで妄想しているようだ… バシッ 「あべしっ!」 「ほら、いつまでも妄想しないでー教室に行くよっ」 和樹を現実に引き戻し俺らは教室に向けて歩き出した
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